Round3 瀧村和幸VS佐藤健治
2016年3月4日 ゲーム
By Yuya Hosokawa
既に1敗を喫し、後がない戦いを早くも強いられてしまった二人が、フィーチャーテーブルに座る。
まずは説明不要のこの男。BIG MAGIC所属プロ、プロツアーチャンプでプラチナレベルプロの瀧村和幸。コンボデッキを好む瀧村は、勿論4色ラリーを携えてトーナメントに参加している。
そんな瀧村と対峙するのは佐藤健治。PWCの常連であり、BIG MAGIC Openで優勝経験したこともある強豪だ。スタンダードは最も得意なフォーマットだろう。大会の上位に名を連ねている事が多い。
BIG MAGICに由縁のある二人が、PWCで火花を散らす。
GAME 1
《伐採地の滝/Lumbering Falls(BFZ)》と《平地/Plains》から《森の代言者/Sylvan Advocate(OGW)》というバントカンパニーを思わせる初動の佐藤。
対して瀧村は《進化する未開地/Evolving Wilds(DKA)》で《沼/Swamp》をサーチしつつ、《汚染された三角州/Polluted Delta(KTK)》から《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》を呼び出す。
佐藤は《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》で《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》をバウンスし、変異クリーチャーを呼び、《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat(BFZ)》をコントロールするのみの瀧村を攻め立てる。
毎ターンフェッチランドでデッキを圧縮する瀧村だが、ここまでのドローは全て土地。手札には2枚の《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》のみ。
そしてこのターンでも土地を引いた瀧村。3枚しかない墓地を見やり、《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》をプレイして、なんと2枚目の《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》を唱える。これにより次のターンの変身を確定させつつ、ライフを13に上げるという絶妙なプレイングだ。場のクロックは現在6点で、ここでの1点ゲインで13になるのは非常に大きい。
だが佐藤の猛攻を防ぐには、戦場にも手札にも、クリーチャーが足りない。
残り7となった返しで引き込んだ《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》が《跳ねる混成体/Bounding Krasis(ORI)》で寝かされると、《伐採地の滝/Lumbering Falls(BFZ)》を含めた総攻撃を耐える事は出来なかった。
佐藤1-0瀧村
GAME 2
2枚の《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》に《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》という微妙な手札に悩む瀧村。先手という事もありこれをキープすると思われたが、瀧村はこの手札をマリガンする。
ゲームは瀧村の《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》で幕を開けた。
続けて《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat(BFZ)》を呼び出した瀧村は《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》を起動し、手札に《集合した中隊/Collected Company(DTK)》と《先祖の結集/Rally the Ancestors(FRF)》を残し、《地下墓地の選別者/Catacomb Sifter(BFZ)》をディスカード。
1度の起動は許したものの、《森の代言者/Sylvan Advocate(OGW)》を戦場に出していた佐藤は《ドロモカの命令/Dromoka’s Command(DTK)》で《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》を処理する。
迎えた4ターン目。《集合した中隊/Collected Company(DTK)》を持つ瀧村は佐藤の立たせる《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(M15)》に視線を落とす。勿論考えているのは、《払拭/Dispel(BFZ)》を構えているのかどうか、だ。
《神聖なる月光/Hallowed Moonlight(ORI)》の可能性も考えてメインで《集合した中隊/Collected Company(DTK)》を打つことにした瀧村。佐藤の手札には《払拭/Dispel(BFZ)》がなく、これは解決され、《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》と《永代巡礼者、アイリ/Ayli, Eternal Pilgrim(OGW)》が戦場に加わる。
ドローゴーの佐藤に対して瀧村は《永代巡礼者、アイリ/Ayli, Eternal Pilgrim(OGW)》のみで攻撃を行う。スルーを見送った後、《エルフの幻想家/Elvish Visionary(ORI)》から《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》と並べる。
勿論佐藤の手札には《集合した中隊/Collected Company(DTK)》がある。だがめくれたのは表で出るには寂しい《層雲の踊り手/Stratus Dancer(DTK)》と《棲み家の防御者/Den Protector(DTK)》。
《ドロモカの命令/Dromoka’s Command(DTK)》で《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》に対処しつつ5点クロックを作り上げるも、《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat(BFZ)》と《永代巡礼者、アイリ/Ayli, Eternal Pilgrim(OGW)》を擁する滝村のライフは見た目よりもずっとある。
ブロッカーとして佐藤が立てた《死霧の猛禽/Deathmist Raptor(DTK)》を《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》でバウンスすると、ライフレースは一気に瀧村が優勢に。
そして佐藤がフルタップで《森の代言者/Sylvan Advocate(OGW)》と《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》を展開した隙に、瀧村は《先祖の結集/Rally the Ancestors(FRF)》で残りのライフを全て削り切った。
佐藤1-1瀧村
GAME 3
後手の瀧村が《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》を呼び出し、早速起動するスタート。タップインにより遅れた佐藤の《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》は《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》でバウンスする。
3枚目の土地を引くことの出来た佐藤は、こちらも《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》で瀧村の《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》を手札に送り返す。
ならばと今度は手札を攻める瀧村。《強迫/Duress(M14)》で《ドロモカの命令/Dromoka’s Command(DTK)》を抜き取る。そして続くターンには《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》、《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》と展開。
戦場の寂しい佐藤はドローし、とりあえずクリーチャーを展開――することなく、4マナを立ててターンを終了する。ということは、《強迫/Duress(M14)》で見た時はなかったはずのあのカードがあるのだろう。
勿論それを理解している瀧村。まず《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》を変身させると、《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》のみで攻撃を行う。佐藤の《集合した中隊/Collected Company(DTK)》は《層雲の踊り手/Stratus Dancer(DTK)》と《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》をライブラリーから引き連れる。瀧村は《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》が手札に戻るのを嫌い、自ら生け贄に捧げる、そして手札から2枚目の《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》をキャスト。
佐藤はカードを引き、またしてもターンエンド。
この構えに対してまず《束縛なきテレパス、ジェイス/Jace, Telepath Unbound(ORI)》のマイナス能力で《先祖の結集/Rally the Ancestors(FRF)》を対象に取る瀧村。《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》で攻撃し、《集合した中隊/Collected Company(DTK)》を佐藤が唱えたところにスタックして、《エルフの幻想家/Elvish Visionary(ORI)》2枚と《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》を生け贄に捧げて《先祖の結集/Rally the Ancestors(FRF)》。2ドローで《払拭/Dispel(BFZ)》を引きに行くプレイだ。
だが願いは叶わず、佐藤の《集合した中隊/Collected Company(DTK)》は許可される。戦場に現れたのは《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》のみ。瀧村はホッとしたはずだ。
佐藤が3回目のドロー、ゴーをするまでは。
考えを巡らせるものの、瀧村は果敢に攻撃する。3回目の《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》の攻撃に、3回目の《集合した中隊/Collected Company(DTK)》が合わせられる。《森の代言者/Sylvan Advocate(OGW)》と《層雲の踊り手/Stratus Dancer(DTK)》が現れ、《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》がチャンプブロックに向かう。
今回は瀧村も《集合した中隊/Collected Company(DTK)》を持っていた。戦闘後に唱え、《シディシの信者/Sidisi’s Faithful(DTK)》と《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》を場に出す。
佐藤は《層雲の踊り手/Stratus Dancer(DTK)》で《束縛なきテレパス、ジェイス/Jace, Telepath Unbound(ORI)》を退けると、《風番いのロック/Wingmate Roc(KTK)》をプレイ。気付けば3枚の《集合した中隊/Collected Company(DTK)》により瀧村は押される側となっていた。
と思ったが矢先、瀧村が動く。
ターン終了時に《シディシの信者/Sidisi’s Faithful(DTK)》と《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》を生け贄に捧げ、《先祖の結集/Rally the Ancestors(FRF)》をX=2で打つ。これで《風番いのロック/Wingmate Roc(KTK)》とトークンは佐藤を守れない。
そして3枚目の《先祖の結集/Rally the Ancestors(FRF)》がブロッカーを排除すると、《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》は佐藤のライフを一瞬で上回った。
佐藤1-2瀧村
瀧村Win!
既に1敗を喫し、後がない戦いを早くも強いられてしまった二人が、フィーチャーテーブルに座る。
まずは説明不要のこの男。BIG MAGIC所属プロ、プロツアーチャンプでプラチナレベルプロの瀧村和幸。コンボデッキを好む瀧村は、勿論4色ラリーを携えてトーナメントに参加している。
そんな瀧村と対峙するのは佐藤健治。PWCの常連であり、BIG MAGIC Openで優勝経験したこともある強豪だ。スタンダードは最も得意なフォーマットだろう。大会の上位に名を連ねている事が多い。
BIG MAGICに由縁のある二人が、PWCで火花を散らす。
GAME 1
《伐採地の滝/Lumbering Falls(BFZ)》と《平地/Plains》から《森の代言者/Sylvan Advocate(OGW)》というバントカンパニーを思わせる初動の佐藤。
対して瀧村は《進化する未開地/Evolving Wilds(DKA)》で《沼/Swamp》をサーチしつつ、《汚染された三角州/Polluted Delta(KTK)》から《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》を呼び出す。
佐藤は《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》で《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》をバウンスし、変異クリーチャーを呼び、《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat(BFZ)》をコントロールするのみの瀧村を攻め立てる。
毎ターンフェッチランドでデッキを圧縮する瀧村だが、ここまでのドローは全て土地。手札には2枚の《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》のみ。
そしてこのターンでも土地を引いた瀧村。3枚しかない墓地を見やり、《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》をプレイして、なんと2枚目の《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》を唱える。これにより次のターンの変身を確定させつつ、ライフを13に上げるという絶妙なプレイングだ。場のクロックは現在6点で、ここでの1点ゲインで13になるのは非常に大きい。
だが佐藤の猛攻を防ぐには、戦場にも手札にも、クリーチャーが足りない。
残り7となった返しで引き込んだ《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》が《跳ねる混成体/Bounding Krasis(ORI)》で寝かされると、《伐採地の滝/Lumbering Falls(BFZ)》を含めた総攻撃を耐える事は出来なかった。
佐藤1-0瀧村
GAME 2
2枚の《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》に《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》という微妙な手札に悩む瀧村。先手という事もありこれをキープすると思われたが、瀧村はこの手札をマリガンする。
ゲームは瀧村の《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》で幕を開けた。
続けて《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat(BFZ)》を呼び出した瀧村は《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》を起動し、手札に《集合した中隊/Collected Company(DTK)》と《先祖の結集/Rally the Ancestors(FRF)》を残し、《地下墓地の選別者/Catacomb Sifter(BFZ)》をディスカード。
1度の起動は許したものの、《森の代言者/Sylvan Advocate(OGW)》を戦場に出していた佐藤は《ドロモカの命令/Dromoka’s Command(DTK)》で《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》を処理する。
迎えた4ターン目。《集合した中隊/Collected Company(DTK)》を持つ瀧村は佐藤の立たせる《ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast(M15)》に視線を落とす。勿論考えているのは、《払拭/Dispel(BFZ)》を構えているのかどうか、だ。
《神聖なる月光/Hallowed Moonlight(ORI)》の可能性も考えてメインで《集合した中隊/Collected Company(DTK)》を打つことにした瀧村。佐藤の手札には《払拭/Dispel(BFZ)》がなく、これは解決され、《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》と《永代巡礼者、アイリ/Ayli, Eternal Pilgrim(OGW)》が戦場に加わる。
ドローゴーの佐藤に対して瀧村は《永代巡礼者、アイリ/Ayli, Eternal Pilgrim(OGW)》のみで攻撃を行う。スルーを見送った後、《エルフの幻想家/Elvish Visionary(ORI)》から《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》と並べる。
勿論佐藤の手札には《集合した中隊/Collected Company(DTK)》がある。だがめくれたのは表で出るには寂しい《層雲の踊り手/Stratus Dancer(DTK)》と《棲み家の防御者/Den Protector(DTK)》。
《ドロモカの命令/Dromoka’s Command(DTK)》で《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》に対処しつつ5点クロックを作り上げるも、《ズーラポートの殺し屋/Zulaport Cutthroat(BFZ)》と《永代巡礼者、アイリ/Ayli, Eternal Pilgrim(OGW)》を擁する滝村のライフは見た目よりもずっとある。
ブロッカーとして佐藤が立てた《死霧の猛禽/Deathmist Raptor(DTK)》を《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》でバウンスすると、ライフレースは一気に瀧村が優勢に。
そして佐藤がフルタップで《森の代言者/Sylvan Advocate(OGW)》と《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》を展開した隙に、瀧村は《先祖の結集/Rally the Ancestors(FRF)》で残りのライフを全て削り切った。
佐藤1-1瀧村
GAME 3
後手の瀧村が《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》を呼び出し、早速起動するスタート。タップインにより遅れた佐藤の《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》は《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》でバウンスする。
3枚目の土地を引くことの出来た佐藤は、こちらも《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》で瀧村の《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》を手札に送り返す。
ならばと今度は手札を攻める瀧村。《強迫/Duress(M14)》で《ドロモカの命令/Dromoka’s Command(DTK)》を抜き取る。そして続くターンには《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》、《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》と展開。
戦場の寂しい佐藤はドローし、とりあえずクリーチャーを展開――することなく、4マナを立ててターンを終了する。ということは、《強迫/Duress(M14)》で見た時はなかったはずのあのカードがあるのだろう。
勿論それを理解している瀧村。まず《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》を変身させると、《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》のみで攻撃を行う。佐藤の《集合した中隊/Collected Company(DTK)》は《層雲の踊り手/Stratus Dancer(DTK)》と《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》をライブラリーから引き連れる。瀧村は《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》が手札に戻るのを嫌い、自ら生け贄に捧げる、そして手札から2枚目の《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》をキャスト。
佐藤はカードを引き、またしてもターンエンド。
この構えに対してまず《束縛なきテレパス、ジェイス/Jace, Telepath Unbound(ORI)》のマイナス能力で《先祖の結集/Rally the Ancestors(FRF)》を対象に取る瀧村。《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》で攻撃し、《集合した中隊/Collected Company(DTK)》を佐藤が唱えたところにスタックして、《エルフの幻想家/Elvish Visionary(ORI)》2枚と《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》を生け贄に捧げて《先祖の結集/Rally the Ancestors(FRF)》。2ドローで《払拭/Dispel(BFZ)》を引きに行くプレイだ。
だが願いは叶わず、佐藤の《集合した中隊/Collected Company(DTK)》は許可される。戦場に現れたのは《ヴリンの神童、ジェイス/Jace, Vryn’s Prodigy(ORI)》のみ。瀧村はホッとしたはずだ。
佐藤が3回目のドロー、ゴーをするまでは。
考えを巡らせるものの、瀧村は果敢に攻撃する。3回目の《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》の攻撃に、3回目の《集合した中隊/Collected Company(DTK)》が合わせられる。《森の代言者/Sylvan Advocate(OGW)》と《層雲の踊り手/Stratus Dancer(DTK)》が現れ、《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》がチャンプブロックに向かう。
今回は瀧村も《集合した中隊/Collected Company(DTK)》を持っていた。戦闘後に唱え、《シディシの信者/Sidisi’s Faithful(DTK)》と《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》を場に出す。
佐藤は《層雲の踊り手/Stratus Dancer(DTK)》で《束縛なきテレパス、ジェイス/Jace, Telepath Unbound(ORI)》を退けると、《風番いのロック/Wingmate Roc(KTK)》をプレイ。気付けば3枚の《集合した中隊/Collected Company(DTK)》により瀧村は押される側となっていた。
と思ったが矢先、瀧村が動く。
ターン終了時に《シディシの信者/Sidisi’s Faithful(DTK)》と《反射魔道士/Reflector Mage(OGW)》を生け贄に捧げ、《先祖の結集/Rally the Ancestors(FRF)》をX=2で打つ。これで《風番いのロック/Wingmate Roc(KTK)》とトークンは佐藤を守れない。
そして3枚目の《先祖の結集/Rally the Ancestors(FRF)》がブロッカーを排除すると、《ナントゥーコの鞘虫/Nantuko Husk(ONS)》は佐藤のライフを一瞬で上回った。
佐藤1-2瀧村
瀧村Win!
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