神戸が始まりますです。
私は新宿でPWCを運営しておりますので、遠征される皆様はぜひ頑張ってください。あとKAKAOとナベにシャツを預けました。どうしてくれるかは本人たち次第。

さて、公式プレビューに面白いカードが挙がってましたね。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/boab/34

3マナのタップインで2色しか出ないというのが基本性能に見えますが、代替コストとして「1マナ+土地を戻す」でもプレイできます。これを実際のゲームに当てはめると、、、
1ターン目:セットランド→このカード
2ターン目:セットランド・・・・使えるマナは2マナ
マナ加速してません。

確かにその通りなのですが、そもそもこのカードはマナ加速用途ではなく、土地の代わりに入れるものじゃないかと。挙動としては2色出るタップインランドとほとんど変わりませんし。

では、実際によく使用されている3色のタップインランドとの比較をしてみます。
【デメリット】
・2色しか出ない
・割られる
・打ち消される
・初手にこれ1枚しかないと出せない
・デッキの呪文スロットを圧迫する

【メリット】
・色マナが付いてる
・アーティファクト
・2色出るけど土地でもないし特殊地形でもない
・3マナ→5マナとマナ加速できる

デメリットの方が質も量も段違いに見えます。
ただ、よくよく懸念されるデッキの呪文スロットを圧迫するというのは当てはまりません。先述の通り、これは土地カードと同じ挙動を見せるため、土地スロットに分類しても問題ないはずです。
 そして、2色だけのデッキであれば3色目は必要ありませんし、初手にこのカード1枚でスタートする人はいません。ただ、割られたり打ち消されるのは相手次第なので無視しようが無いですね。ただ、スタンダード環境には≪無効/Annul (MRD)≫も≪魔力の乱れ/Force Spike (7ED)≫も無いので序盤は大丈夫じゃないかと思います。

そうなると、わずかではありますがメリットにも目を向ける余裕が出てきます。
そして簡単にまとめますと色とコストとアーティファクトという特性が付加されて、たまにマナ加速もするけど割られたり打ち消されることもある2色タップインランドということになります。
あれ?悪くないんじゃ?

というわけで、強いか弱いかは置いといても使用されるデッキや環境によって十分に活躍の場はあると思いました。例えば土地リセットや特殊地形イジメが蔓延した環境とか。
 個人的には《正気の削り落し/Sanity Grinding(EVE)》デッキに土地スロットの代わりとして入れて、さらにアラーラ再誕の5マナで3/7攻撃すると10枚削るってやつを加えてみたいです。

コメント

シミチン
2009年4月17日12:47

戻すのが基本土地限定じゃなければ・・・

ナカジマ
2009年4月17日14:51

あ、書き忘れてた。しかし《正気の削り落し》デッキなら大丈夫。まだイケる。

むみょー
2009年4月17日22:27

せめて代用コストでプレイしたらアンタップインとか出るのが1(W/U)とかなら良かったのに
後ろのはさすがに強すぎるか